膀胱の隣にある前立腺が、加齢に伴って肥大する疾患です。尿道が圧迫されて、尿が出しにくくなり、症状が進むと排尿が困難になることもあります。

精神的ストレスや血管、神経の障害などにより、正常な性行為を行うために必要な十分な勃起が得られない状態です。若い人にも見られる身近な症状です。

尿道に細菌などが侵入して、炎症を起こし、排尿時の違和感や痛み、膿が出るといった症状が現れます。性感染症が原因になっているケースも少なくありません。

男性特有のがん罹患数1位となっている前立腺がんは、進行とともに骨への転移をきたすなど強い疼痛を生じます。専門医による治療が必要です。

腎臓・膀胱・尿管・尿道など、尿が通過する臓器内に結石ができる疾患です。激しい痛みが症状として現れ、5年以内の再発率が30～40％と高いのも特徴です。

膀胱に尿がしっかり貯められなくなる疾患で、多くの女性が悩んでいます。膀胱が勝手に収縮して、トイレが近くなり、急に強い尿意をもよおすこともあります。

本人の意思とは関係なく、尿が漏れてしまう状態です。40歳以上の4割が悩んでいるとされていますが、恥ずかしさなどから受診していない人が大半です。

大腸菌などが膀胱に侵入して炎症を起こす病気です。女性は尿道口が雑菌の侵入しやすい位置にあり、男性に比べて膀胱炎になりやすいのが特徴です。

男性器の亀頭が包皮に包まれて露出していない状態です。新生児はほぼ100％が包茎で、一般的には成長に伴い自然に亀頭が露出するようになります。

亀頭と包皮の間に細菌が感染して炎症が起こり、赤みや痛み、膿が出るといった症状を引き起こします。悪化させないように早めの受診が大切です。

いわゆる「おねしょ」で、5歳を過ぎても週に2〜3回の頻度で継続的に見られる場合は夜尿症を疑います。とりわけ男児に多い疾患です。